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通勤途中や会社で仕事をしている最中に、お腹が痛くなったり、ゴロゴロして便意を催し、そしてトイレに駆け込むと下痢をしたり、便通があったのになんとなく便が残っているような感じがして、何回かトイレ行くことになる。このような症状は過敏性腸症候群(IBS)と呼ばれ、機能性胃腸症と同様にストレスと関連して起こることがよく知られています。患者様の中には便秘や下痢、便が残っているように感じるなどの症状に対して”大腸がん”があるのではと、不安な気持ちを訴えて来院されることもあります。
この疾患で悩まれている患者様には便通の異常や腹部の不快感が良くならず、適切な治療がなされていないと感じることが少なからずあり、過敏性腸症候群と診断されるまで方々の医者にかかったということがあります。その間、仕事の能率が落ちたり、外出することがおっくうになったり、あるいは便通が気になり食事を制限してしまい、思うように食べられなくなるなど、社会生活に支障をきたすことになります。
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機能性胃腸症と同様にRoma V診断基準と呼ばれるものがあり、患者様の症状と診断基準とを照らし合わせながら診断を進めていきます。基本的には過去一年間のうちに3ヶ月以上の期間にわたり腹痛あるいは腹部の不快感があり、下記の3点の特徴を認める場合は過敏性腸症候群が強く疑われます。
1)排便によって腹痛や腹部の不快感が軽快する
2)便通の回数が変化する(便秘、あるいは突然起こる便意など)
3)便の性状が変化する(下痢あるいはコロコロした硬い便)
このような便通の異常、腹部症状を訴える患者様の中には、大腸がんのような重大な疾患が隠れていることがあり、必ず検便による便潜血反応、あるいは大腸内視鏡などで異常がないかをチェックしておきます。

症状に合わせて色々な薬剤の組み合わせを選択します。
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1)便秘症状
2)下痢症状
3)腹痛症状
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:下剤、高分子重合体、抗不安薬、漢方薬
:止痢剤、高分子重合体、抗不安薬、漢方薬
:抗コリン薬、抗不安剤、漢方薬 |
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