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機能j性消化管障害。

皮膚科の診療案内

 当院の皮膚科診療は医学書通りというか、あくまでオ−ソドックスなスタイルの診療を心掛けています。一部のドクタ−だけが主張するような治療や奇をてらったような特別なことは一切行っておりません。ごく一般的な皮膚科疾患をごく一般的に治療すること、それこそが最もシンプルで問題解決の近道ではないでしょうか。

どのような疾患を診療していますか?

アトピ−性皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、尋常性ざ瘡そう(ニキビ)
足白癬(みずむし)、爪白癬(爪みずむし)
いぼ

アトピ−性皮膚炎の治療

 アトピ−性皮膚炎は良くなったり、悪くなったりを繰り返す!ということはアトピ−性皮膚炎をお持ちの方は良くご存知だと思います。じゃあなぜ治らないの?という問題は専門家が昔から長く議論してきたことですが、明快かつ根源的な答えは未だ提示されていないと言っても過言ではありません。アトピ−性皮膚炎には当然、アレルギ−体質が関与していますが、それ以上に大きく影響すると考えられていることはバリア機能の低下した皮膚、すなわちアトピックスキンにあるようです。そしてアトピックスキンをどのようにしていい状態に保つのか?ここに大きな問題が残っているのです。
 アトピックスキンは乾燥しやすく刺激に弱いという特徴があり、気温や湿度の変化、あるいは肌に触れる衣服の生地、汗などにより、いとも簡単にかゆみが悪化してしまいます。従ってバリア機能の低下したアトピックスキンをどのようにしていい状態に保つのか!言い換えれば皮膚の乾燥を如何にして食い止めるかに工夫が必要と考えられます。
 現在のところ、ステロイドと呼ばれる副腎皮質ホルモンの成分を主体とした塗り薬が一般的に第一選択薬と考えられています。当院では患者様の皮膚の状態をみながら強さの違うステロイドを使い分け、できるだけステロイドを少なく、あるいはできるだけ作用の弱いステロイドを使用して皮膚の状態をコントロ−ルすることを目標に治療を進めていきます。皮膚の乾燥を防ぐ保湿剤としては白色ワセリン、ヘパリン類似物質含有軟膏、尿素軟膏、亜鉛華単軟膏などがありますが、患者様の皮膚の状態、お薬の使用感によって適切なものを選び、皮膚バリア機能の低下を最小限に抑えたいと考えています。


にきび(尋常性ざ瘡)の治療−デフェリンゲル0.1%

 ニキビはニキビの治療で悩んでいる当事者にとっては大問題ですよね!でもこの問題を解決するためにはニキビがどのようにしてできるのかを学ばなければなりません。ニキビの第一段階は目に見えない小さな毛穴のつまりから始まります。この毛穴のつまりが大きくなるとコメド(面疱)と呼ばれる状態になり、肉眼で毛穴のつまりを確認できるようになります。ニキビの第二段階は毛穴のつまりによりたまった皮脂にニキビ菌が侵入した結果、炎症を生じて赤いニキビ、いわゆる丘疹、膿疱が形成されます。この状態でニキビをつぶすと膿がでてきますよね!
 ところで、診療所や病院で処方されるニキビの治療薬に画期的なものができたのをご存知ですか?ディフェリンゲルと呼ばれる塗り薬で、平成20年10月に厚生労働省より認可を受けているシオノギ製薬の製品です。このお薬は毛穴のつまりを取り除く働きを待つのが特徴で、ニキビ発生の第一段階ならびに第二段階のいずれにも作用してニキビを治すというナイスな効果が認められています。ニキビでお悩みの方は一回試してみてはどうでしょうか?


   胃腸科 内科 肛門科 皮膚科
おおはし医院
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