本文へジャンプ
 

直線上に配置

機能j性消化管障害。

内視鏡検査ってつらい?

 内視鏡とは”体の内部を見る鏡”という意味です。胃を内視鏡で検査する場合、患者様にわざわざ内視鏡を呑み込んでもらうわけですから、いくら経験を積んだ内視鏡専門医でも苦しい思いをさせてしまうことがあります。近頃は鼻の穴から挿入可能な口径の細い経鼻内視鏡が普及してきたようで、その評判を聞くにつれ当院もそろそろ経鼻内視鏡にしたほうがいいかなと経鼻内視鏡の必要性をひしひし感じているところです。ということで、昨年の秋に某有名内視鏡メ−カ−のデモ用商品をお借りし、実際に何例かの患者様で経鼻内視鏡を試してみました。内視鏡の挿入の仕方を説明するDVDを視聴し、約6mm前後に口径が細くなった経鼻内視鏡を間近でみると、技術の革新というのは凄いものだなと思いました。実際に鼻の穴を通すときは何の苦もなく喉に到達し、咽頭を通過するときも例のオエオエといういやな反射は皆無でした。しかしながら、残念なところ内視鏡の画像の鮮明さや操作性については(専門医の立場から言えば最も重要なことなのです)まだまだ改善の余地があるように思われました。したがって、当院では経鼻内視鏡の導入はもう少し先の話になると考えています。表題にあるように患者様に内視鏡検査ってつらいですか?と聞かれた場合、専門医としてこう答えています。”大丈夫です。つらくならないように鎮静剤をお注射して、うとうとして少し眠っているような状態にしてから検査しますから”。実際に当院で内視鏡検査お受けた方のほとんどが内視鏡はつらくなかったとお答えいただいているようです。ある意味、患者様に安心してリラックスした状態で検査お受けていただくこと、これが最も大事なことなのかもしれません。

大腸内視鏡検査はどこで受けたらいいの?

 大腸内視鏡はどこで受けたらいいの?という問題は確かに誰でも悩むことだと思います。大腸内視鏡検査は肛門から内視鏡を挿入し、くねくねと曲がりくねった大腸をひたすらさかのぼり、内視鏡を盲腸まで到達させるわけですから、胃内視鏡に比べて専門的な技術と経験が物を言う分野であることは間違いありません。1年間で何例検査をやりましたという実績は医者を選ぶときの大きな選択基準になりますし、その一方、検査の前日と当日に腸の中をきれいにするための下剤を飲みますので、自宅から遠いところで検査を受けるのはチョット心配!という方もいらっしゃると思います。要はアクセスのしやすい場所で専門医の検査を受けられればOKということではないでしょうか。当院では患者様の安全を最優先に考え大腸内視鏡を実施しています。

内視鏡検査をご希望の患者様に

 内視鏡検査をご希望される方はまずはじめに診察を受けていただきます。診察のあと内視鏡検査の日程を決めさせていただき、検査の説明と準備のための血液検査(C型肝炎、B型肝炎ウィルスや血清梅毒反応など感染症の検査や肝機能、腎機能などのチェック)を行います。また、大腸内視鏡を受ける方には検査の前日と当日に腸をきれいにするための下剤を処方いたしますので、指示の通りに薬をお飲みください。

   胃腸科 内科 肛門科 皮膚科
おおはし医院
〒173-0021 東京都板橋区弥生町29-12メゾン・ド・コンセール101
  個人情報保護方針について
Copyright 2008 Ohashi Medical Office All Right Reserved